特徴的なのは、縦横の長さがほとんど変わっていないにも関わらず、厚みが約4mm薄くなり、重量が約25g軽くなっていること。デザインとしては似た形でも、細かい部分でブラッシュアップされていることがわかる。特に重量の違いは大きい。137gだと一般的なスマートフォンとそう変わらないが、112gだと持った感じも明らかに軽いのだ。スマートフォンとの差別化という点では重要な要素だろう。

折りたたんだところ。ほとんど同じ大きさだがF-07Fの方が薄い

背面

ひんじの部分もスマートになった印象

比較すると無骨な感じのF706i

また、技術の進歩で挟ベゼル化が実現したこともあってか、画面は2.7インチから3.3インチに大幅アップ。初代iPhoneが3.5インチだから、実はガラケーもけっこう画面が大きくなっているのだ。

そりゃあ最新のスマートフォンと比較すればまだまだ小さいが、当時は初代iPhoneの画面サイズでも「大きい」と思っていたのだから、ガラケーとしてはもう十分なところまで到達したと言えるのではないか。

ディスプレイサイズは大幅にアップ