サイバーリンクは17日、カスタマイズ可能なトランジションやエフェクトなどのデザインツールを新たに搭載した動画編集ソフト「PowerDirector 13」を発表。発売日はダウンロード版が9月17日、パッケージ版が10月10日。価格は7,852~27,593円(税別)。

PowerDirector 13 Ultimate Suite

今回の新バージョンでも多数の新機能を搭載し、機能拡張を図っている。特に目玉となっているのが「トランジションデザイナー」や「サイバーリンク クラウド」といった機能だ。

トランジションデザイナーは、素材からオリジナルのトランジション効果を自分で作成できる機能。素材を選んで効果の内容を決めるだけで、手軽にエフェクトが完成する。既存のテンプレートを編集し、遷移タイミングや色、模様など、エフェクトの内容を細かくカスタマイズできる。

サイバーリンク クラウドは、編集に使用している動画・写真・音声をすべて同社のクラウドサービスにバックアップする機能だ。編集時に誤って削除したり、上書きしてソースを遺失するといった事態が避けられる。ユーザー登録すると10GB~20GBの容量を1年間無料で使えて、容量の追加や期間の延長は別途有料となる。

トランジションデザイナー

最新規格のH.265/HEVCやXAVC-Sにも対応した。4K/HDの高画質を維持しながら、H.264よりも高圧縮な動画を作成でき、保存先の容量を大幅に節約できるようになっている。

このほか、映像内に埋め込むタイトルに透明度や縁取りなどの文字装飾や、反射などの特殊効果、アニメーションなどを施す「タイトルデザイナー」機能、手ブレした映像を補正する「TrueTheater スタビライザー」機能などが強化されている。

ダウンロード版のラインナップと税別価格は、「Director Suite 3 通常版」が27,593円、「同 アップグレード版」が23,130円。「PowerDirector 13 Ultimate Suite 通常版」が18,500円、「同 アップグレード版」が13,870円。

「PowerDirector 13 Ultimate (サイバーリンクWeb限定版) 通常版」が14,796円、「同 アップグレード版」が11,093円。「PowerDirector 13 Ultra 通常版」が12,019円、「同 アップグレード版」が9,241円。「PowerDirector 12 Standard (サイバーリンクWeb限定版) 通常版」が7,852円。

PowerDirector 13 Ultra

PowerDirector 13 Standard

パッケージ版のラインナップと税別価格は、「PowerDirector 13 Ultimate Suite 通常版」が19,200円、「同 乗換え・アップグレード版」が14,00円、「同 アカデミック版」が11,500円。

「PowerDirector 13 Ultra 通常版」が14,200円、「同 乗換え・アップグレード版」が9,500円、「同 アカデミック版」が7,600円、「同 公認テクニカル ガイドブック版」が16,500円。「PowerDirector 13 Standard 通常版」が4,800円。