ソネット・メディア・ネットワークスは9月4日、同社のDSP「Logicad」に、リターゲティング配信における配信対象ユーザーの指定をサポートする機能を追加した。

Logicadのリターゲティング配信では、広告主サイトの特定ページを閲覧したユーザーをリターゲティンググループとして配信対象にすることができるが、このほど新たに2つのサポート機能が加わった。

ひとつは、リターゲティンググループの作成をサポートする「リターゲティング設置URL集計」機能。これはリターゲティンググループを作成する際に、「コンバージョンしたユーザーの閲覧数をもとに、広告主サイトのページにおける『ページのコンバージョンへのつながりやすさ』を数値化するもので、コンバージョンにつながりやすいグループに対して優先的に広告を配信することができる。

ページのコンバージョンへのつながりやすさ

もうひとつは、広告主が設置したタグからページの状態を表す数値やテキストなどのパラメーターを取得する「リターゲティングパラメーター対応」機能。これにより、URLは同一のままタブによって表示コンテンツが変化するWebサイトや、縦長のページでページ内スクロールの位置を検知できるWebサイトなどでも簡単に情報を取得・活用することが可能になるとしている。

リターゲティングパラメーター対応のイメージ