2014年9月3日から5日まで、東京ビッグサイトにて「第78回インターナショナル・ギフト・ショー秋 2014」が開催されている。先日iPhone 6対応を謳うケース・フィルムを発表した株式会社KODAWARIが同イベントに出展しており、そのブースを取材した。
ギフト・ショーという名前のイベントだが、出展されているものはリビングやキッチン、ファッション用品からキャラクターグッズ、工芸品まで様々。IT関連グッズの展示エリアもあり、携帯電話・スマートフォンのアクセサリを取り扱う企業が多数出展している。
同社が今回の出展で展示しているのは、PATCHWORKSブランドのiPhone 6対応ケースとフィルム、そして新たに販売を開始する「Jackpen」の二つ。通路に面して長く配置されたブースに、それぞれの製品が展示されていた。
イギリスで大反響を呼んだ、イヤホンジャックのJACK PEN
こちらはJackpenの展示エリア。Jackpenはスマートフォンなどのイヤホンジャックに取り付けて使うボールペンで、プロトタイプがイギリスの展示会に出展された際にネット上で話題になった製品だ。その後デザインや販売体勢をアップデートし、今回本格的に販売を開始することとなった。
ブースでは製品およびパッケージと店頭用ディスプレイを展示。実際に手持ちのスマートフォン等にJackpenを取り付けて試すことができる。ペン先だけの小さな製品だが、長さにして30m以上書くことができるそうだ。
会場を訪れていたJackpenの発案者であり同社社長のAndrew Jewson氏に話を伺った。
Jewson 「アイデアを思いついてから100以上の型でプロトタイプを制作しました。作るうちに自分自身がJackpenをとても気に入ってしまったのですが、イギリスの展示会に出展した時には予想をはるかに上回る反応が得られました。日本のみなさんにこの商品をお届けできるのも、それがきっかけです」
Jewson氏は製品の特長を伝えるため、常にJackpenをポケットに入れて持ち歩き、説明をする再には必ず相手の持つデバイスのイヤホンジャックに差し込んでいるそうだ。現在、Jackpenは世界65カ国で販売されている。会場で試した製品は持ち帰りができるので、来場される方は一度試してみては。
高品質ケースのKODAWARIがいち早く提供するiPhone 6対応ケース
こちらはPATCHWORKSのiPhoneケース展示エリア。並んでいたのはiPhone 6対応の製品のみだ。他社ブースでも一部にiPhone 6対応製品があったものの、これだけに絞っていたのは同社のみ。製品に対する自信のほどがうかがえる。
大型化に合わせてニーズが予想されるスタンドタイプや、需要の大きいICカード収納タイプ、年齢層が高めのユーザーにも人気の高いネックストラップタイプなど、様々なラインナップがそろっている。同社でこれら全ての製品のデザイン・設計を行っているKunhee Shim氏にお話を伺った。
Shim 「(iPhone 6対応製品は)マーケットの流れからもiPhone 5より売れることが予想されます。我々の製品は多くの国で販売されていますが、日本向けには専用のパッケージデザインを用意するなど、特別な対応をしています。日本の市場には大きく期待しています。」
デザインした本人であるShim氏にご自身のお気に入り製品を訊ねたところ、ピックアップされたのは最もシンプルなラインである「Colorant Case C1 」。シンプルなデザインは見た目だけでなく使いやすさにもつながり、側面を覆うポリウレタン素材は四隅に高性能は衝撃吸収材PORON XRDを使用することで、iPhoneの保護という機能性もしっかりカバーしていることが理由だという。
同展示会は9月5日まで東京ビッグサイトにて開催中。開催時間は10時から18時(最終日は17時)までとなっている。