ソフトバンクモバイルは18日、3辺の額縁が極めて小さいシャープ製Androidスマートフォン2機種を発表した。5.0インチの「AQUOS CRYSTAL」が8月29日に、5.5インチの「AQUOS CRYSTAL X」が12月以降に発売される。
「AQUOS CRYSTAL」
「AQUOS CRYSTAL」は、5.0インチS-CG Silicon液晶(1,280×720ピクセル)搭載のAndroidスマートフォン。同社とSprintが初めて共同開発したモデルとなっている。ベゼル幅(画面のフレーム)をほとんどなくした「フレームレス」が最大の特長となっている。「AQUOS」シリーズではこれまでも、ベゼル幅を細くした「EDGEST」という、狭額縁デザインを採用していたが「フレームレス」ではそれよりもさらにベゼル幅が狭くなっている。
サウンドシステムにはHarmanの「Clari-Fi」技術を採用。デジタル音楽データの失われた音の情報を復元し、音質を向上させることができる。パッケージにはHarmanのワイヤレススピーカーシステム「Harman Kardon ONYX STUDIO」が同梱。Bluetooth接続することで、高音質なサウンドをワイヤレスで体感できる。
「AQUOS CRYSTAL」の主な仕様は次の通り。OSは、Android 4.4.2。CPUはクアッドコアのMSM8926(1.2GHz)。内部メモリは1.5GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)。背面には約800万画素、前面には約120万画素のCMOSカメラを内蔵。バッテリ容量は2,040mAh。サイズ/重量は、幅約67mm×高さ約131mm×厚さ約10mm/約140g。
通信面では、国内がW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、海外がW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(1.7GHz/2.1GHz)、GSM(900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほかIEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)に準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0などに対応している。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色。
「AQUOS CRYSTAL X」
「AQUOS CRYSTAL X」は、5.5インチS-CG Silicon液晶(1,920×1,080ピクセル)搭載のAndroidスマートフォン。「AQUOS CRYSTAL」同様に「フレームレス」デザインを採用している。またパッケージには、「Harman Kardon ONYX STUDIO」が同梱される。
「AQUOS CRYSTAL X」の主な仕様は次の通り。OSは、Android 4.4.4。CPUはクアッドコアのMSM8974AB(2.3GHz)。内部メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXCで最大容量は未定。背面には約1,310万画素、前面には約120万画素のCMOSカメラを内蔵。バッテリ容量は2,610mAh。サイズは、幅約73mm×高さ約139mm×厚さ11mm(暫定値)、重量は未定。
通信面では、国内がW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、海外がW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(1.7GHz/2.1GHz)、GSM(900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)に準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、NFC、ワンセグなどに対応する。カラーバリエーションはレッド、ホワイト、ブラックの3色。
(記事提供: AndroWire編集部)