TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2014年8月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。

TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2014年8月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 C 16.401%
2 Java 14.984%
3 Objective-C 9.552%
4 C++ 4.695%
5 Basic 3.635%
6 C# 3.409%
7 Python 3.121%
8 PHP 2.864%
9 Perl 2.218%
10 JavaScript 2.172%
11 Visual Basic 2.014%
12 Visual Basic .NET 1.310%
13 Ruby 1.242%
14 F# 1.096%
15 Pascal 1.044%
16 Transact-SQL 1.043%
17 ActionScript 1.001%
18 Delphi/Object Pascal 0.915%
19 Lisp 0.828%
20 PL/SQL 0.786%

8月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

8月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

7月に16位入りしたAppleの新しいプログラミング言語「Swift」は、8月は20位圏内からはずれた。TIOBEではこの傾向に関し、今後数ヶ月の間にSwiftの下落のスピードが緩やかになり徐々に上昇傾向を示すのであれば、長期に渡って20位することにはなるだろうと説明している。現在上位にエントリしているプログラミング言語はこれまでそうした傾向を示しているという。なお、一足先に発表されたPYPLの調査でもSwiftは圏外に落ちている。

8月のTIOBE PCIではこれまで混在していたBasicのカテゴリが「Basic」「Visual Basic」「Visual Basic .NET」の3つに分けられた点も注目される。それぞれ5位、11位、12位につけている。分離させた理由としてこれまで要望が多かったためだと説明がある。