ローソンは8月6日、子会社であるローソンHMVエンタテイメント(以下、LHE)を通じて、映画事業を展開するユナイテッド・シネマの持株会社であるユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスの株式を、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合がサービスを提供するファンドより譲り受ける株式譲渡契約を締結したと発表した。

ローソンは、全国36ヵ所、331スクリーンの映画館を展開する業界第3位のユナイテッド・シネマをグループに加えることで、事業領域の拡大を目指す。

今後予定している施策としては、「映画コンテンツとのタイアップを強化することで、ローソン・HMV・EC・映画館との相互送客の実施」「約6,400万人のPonta会員に繰り返し来場してもらえるような特典を提供することで、動員力の向上を図る」「LHEのネットワークを活用したライブビューイングやイベント、ミニライブなどによる稼働率向上を図る」「ローソン、HMV、映画館と各店舗を活用した情報発信(プロモーション展開)」などがある。

株式の譲渡完了は8月28日の予定。