最近、日本の航空会社が飛行機内でWi-Fiが使えるサービスを続々とスタートさせている。これまでは航空機でスマホやタブレットは使えないのが常識だったが、飛行機と衛星が通信することでインターネット接続が可能になったのだ。また、国土交通省が今年夏から航空機内における電子機器の常時使用を許可したことも、機内での接続サービス増加の背景にある。

航空機のインターネットサービスは衛星を使った通信なので現時点ではまだ動画やクラウドストレージなどを使った大容量データのやりとりは難しいものの、サイト閲覧やメールのやり取り、SNSのチェックは可能だ。はたして、料金や容量、提供路線などどういったサービス形態になっているのだろうか。ここでは日本の航空会社の機内Wi-Fiサービスを紹介しつつ比較していきたい。

国際線・国内線ともにサービスを展開しているJAL SKY Wi-Fi

ANA WiFi Serviceはこのステッカーが貼ってある飛行機ならWi-Fiサービスが利用できる

スカイマークではこのステッカーが貼ってある飛行機ならWi-Fiサービスが利用できる