こんなシーンで使える

昨今、スキャンデータの送信先はパソコンだけでなく、例えばスマホ、タブレットも選べるようになってきている。これが意味するところは何か。簡単にいえば、電子化したデータを手軽に持ち歩けるってことなんだよね。コレ重要。

しかも、スマホに送れば、メールに添付したり、オンラインストレージにアップロードして共有したりと、一歩先まで見据えて使うことができる。これはでかい。

出先というシチュエーションを考えると、ノートPCしかない場合は、WiMAXなどのモバイルルーターを使うか、公衆無線LANサービスを利用する。あるいはスマホのテザリングを使った通信によってインターネット接続するしかなかったのだけれど、スマホで完結できるなら、やっぱりそれに越したことはないわけで……。とはいえね、バッテリの搭載されていなかった従来機では、電源が確保できず、やっぱりノートPCのアクセサリ的な役割だったのよ。

それが、バッテリを搭載したことで、パソコンのアクセサリから、独立したモバイルガジェットまでその地位を上げたといっても過言ではないと思うわけ。小生は。

ぶっちゃけ、スマホと「ScanSnap iX100」があれば、出先の手に入れた紙原稿をすぐさまスキャンしてどこかに送るってことが可能になるわけさ。

営業先でもらった資料を、その場で会社の担当に送って指示を仰ぐとか。かなりスピーディーな使い方ができるのよ。まぁ、小生は営業職についたことないから何ともいえないけどね。けど、想像はできる。電源をパソコンに依存しないというメリットは、特にモバイルという分野において、製品の価値を限りなく高めているのだ。

ここまでくると、廉価版なんていえないよね。ADF付きのフラッグシップ機「ScanSnap iX500」とバッテリ搭載のモバイル機「ScanSnap iX100」。この二枚看板なわけよ。正直思ったね。鉄壁だって。