既報の通り、VAIOブランドのPC事業を引き継ぐ新会社「VAIO株式会社」が7月1日に発足した。15時から行われるVAIO株式会社の設立会見では、同社代表取締役社長の関取高行氏、インテルの宗像義恵取締役副社長、日本マイクロソフト 業務執行役員 コンシューマ&パートナーグループ OEM統括本部の金古 毅統括本部長ら関係者らが登壇。事業の方向性や新製品などについて紹介する。

VAIO株式会社はソニーから日本産業パートナーズへのVAIO事業の譲渡が1日に完了し、発足した新会社。従来VAIOブランドPCの生産拠点だった長野県安曇野市に本社を構える。従業員数は約240名。

まずは8月から、軽量モバイルPC「VAIO Pro」シリーズ(11.6型「VJP1111」シリーズ/13.3型「VJP1311」シリーズ)に加え、15.5型の「VAIO Fit E」に変更を加えた新モデル(VJF1511シリーズ)を発売。当面は国内を中心に、この2シリーズ3機種でビジネスを展開する。

コンシューマ向け受注開始日は7月1日。法人向けは8月4日。販路についてはソニーマーケティングと販売総代理店契約を締結したとし、同社の販売プラットフォーム「ソニーストア」で提供する。価格は「VAIO Pro 11」が120,000円から、「VAIO Pro 13」が130,000円から、「VAIO Fit 15E」が100,000円から(いずれも税別)。

VAIO株式会社設立会見の詳細は追ってレポートする。

VAIO株式会社設立会見の様子