ソフトバンクは1日、「Pocket WiFi SoftBank 304HW」を開発し、7月中旬以降に発売することを発表した。同製品は、テレビチューナーを搭載したモバイルWi-Fiルーターで製造はファーウェイが行う。価格は未定。

「Pocket WiFi SoftBank 304HW」、写真左がダークシルバー、写真右がレッド

「Pocket WiFi SoftBank 304HW」は、テレビチューナーを搭載したモバイルWi-Fiルーター。専用アプリをダウンロードすることで、テレビ機能を搭載していないスマートフォンやタブレット端末でも、ワンセグ/フルセグ放送を視聴することができる。

通信面では、2.5GHz帯の「SoftBank 4G」に加え、1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」、イー・モバイルの1.7GHz帯などが利用可能となっている。

「Pocket WiFi SoftBank 304HW」の主な仕様は次の通り。ディスプレイは2.4インチのタッチパネル式カラーディスプレイ。サイズ/重量は幅約101mm×高さ約59.5mm×厚さ約15.9mm/約130g。バッテリ容量は2,400mAh。連続通信時間は約9時間、フルセグ連続視聴時間は約9時間、ワンセグ連続視聴時間は約11時間で、連続待受時間は約700時間。カラーバリエーションはダークシルバーとレッドの2色から展開する。

通信方式は、W-CDMAが1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz、FDD-LTEが1.7GHz、AXGPが2.5GHzをサポートする。通信速度は下りが最大110Mbps、上りが最大10Mbps。Wi-Fiの対応規格はIEEE 802.11 b/g/n、周波数は2.4Ghz/5GHzに対応する。また、最大同時接続台数は10台となっている。