a systems programming language - expressive, concurrent, garbage-collected

Goプロジェクトは6月18日(米国時間)、「Go 1.3 is released - The Go Blog」において、プログラミング言語Goの最新メジャーアップグレードバージョンとなる「Go 1.3」を公開したと伝えた。6ヶ月間の開発を経て性能の向上、ツールの改善、新しいオペレーティングシステムへの対応などが実現されている。Mac OS X、FreeBSD、Linux、Windows向けの最新版を「ダウンロードページ」経由でダウンロード可能。

「Go 1.3」ではgcツールチェインにおいてサンドボックス環境でのNaCL(Native Client)実行をサポート。32ビットおよび64ビットの双方の環境で動作するようになった。信用できないコードを安全に実行するといった操作が可能になるほか、Playgoundなどの使用がこれまでよりも簡単になる。

今回の最新版ではサポートするオペレーティングシステムとして新しく「DragonFly BSD」「Plan 9」「Solaris」が追加された点も注目される。それ以外ではガベージコレクタ改善によるパフォーマンスの向上、競合状態を検出する機能の高速化、正規表現エンジンの改善、コンパイル時間の短縮化などが実現されている。