キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズ「EF16-35mm F4L IS USM」を6月19日に発売すると発表した。希望小売価格は154,000円(税別)。

「EF16-35mm F4L IS USM」

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キヤノン、周辺部が画質向上した広角ズームレンズ「EF16-35mm F4L IS USM」(2014年5月13日)

2014年5月に発表された大口径広角ズームレンズで、プロカメラマン向けのLレンズに属する製品。製品発表時は6月中旬とされていた発売日が、今回正式に決定した。

ズーム全域で開放F4を実現するほか、3枚の非球面レンズ(大口径ガラスモールド両面非球面レンズを含む)を最適に配置することで、歪曲収差や像面歪曲、非点収差を抑えている。画像周辺部までシャープな画質を実現した。また、シャッター速度4段分の手ブレ補正機構「IS」も備えている。

主な仕様は、焦点距離が16~35mm、最小絞りがF22、レンズ構成が12群16枚、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.28m、最大撮影倍率が0.23倍。画角は水平が98度~54度、垂直が74度10分~38度、対角線が108度10分~63度。フィルター径が77mm。本体サイズは最大径が82.6mm、全長が112.8mm、重量は約615g。