ソフトバンクにロボット店員登場! Pepperって何者? - gooスマホ部 Q&A

ソフトバンクはヒューマノイド・ロボット「Pepper」の販売を2015年2月より開始すると、2014年6月5日に発表しました。価格は19,8000円(税別)を予定しているとのことです。

一家に一台ロボットが家庭にいる日も遠くない!?

さまざまな業界や産業に進出し、その度に驚かせてくれていたソフトバンクがまたもやビックリさせるような発表をしました。それは、世界初の感情認識機能搭載ヒューマノイド・ロボット「Pepper」を2015年2月より一般向けに販売を開始するということ。今回の記者会見は新料金関連かと思っていた筆者として、あまりにも斜め上の内容に事態を理解するのに少し時間を要したことはヒミツです。

Pepperは、フランス・パリに本社を置くALDEBARAN Robotics SAS(以下、アルデバラン)とソフトバンクが共同開発したロボット。周囲の状況を把握する多彩なセンサーや独自のアルゴリズム、人の表情や声から感情を認識し学習する機能など、コミュニケーションに特化した機能とインターフェイスを備えています。

スタンドアローン型の人工知能ロボットではなく、ネットワークを利用したクラウドAI型のロボットなので、触れ合った相手から読み取った感情をクラウドAIに集合知として集め、その情報を各エリアにいるPepperに共有されていち早く成長していくというもの。簡単に言うと、日々、アプリやスマホのアップデートが行われ、常に最新のバージョンにいるという感じではないかと思います。

学習した内容によって、Pepperはベビーシッターやパーティープロモーターのように活躍したり、時には励ましたりしてくれるようです。家庭の情報はプライベートとして守られるので、育ち方もきっと変わるでしょう。近い未来には「我が家のPepper自慢」をお披露目する家庭が多く見受けられるかもしれませんね。

なお、6月6日からソフトバンク表参道店と、ソフトバンク銀座店にソフトバンククルーとして"出勤"しています。「会えるアイドル」ならぬ、「会えるロボット」として注目の的間違いなしですね！