日本マイクロソフトは、タブレットデバイス「Surface」シリーズの最新機種「Surface Pro 3」の国内販売を行うと発表した。前モデルよりもディスプレイサイズが大きくなった一方で、薄く、軽くなったのが大きな特徴。7月17日より順次発売予定(モデルにより発売日が異なる)。
Surface Pro 3は、12インチサイズのタブレットデバイス。厚さは約9.1ミリ、重さ800gと、前機種よりも33%薄く、そして12%軽くなった。キックスタンドも従来の2段階調整から、自由に角度が選べるマルチポジションに変更された。付属のSurface Penをクリックするだけで、スリープ状態からでもOneNoteが起動し、即座にメモを取ることも可能。メモはクラウドを介して他のデバイスとデータを共有できる。
また、別売のSurface Proタイプカバーを使うことで、ノートPCライクに同製品を使用することもできる。カラーはブラック/ブルー/パープル/シアンの4色。発売日は7月17日、販売価格は税別12,980円。
Surface Pro 3の主な仕様は以下のとおり。OSはWindows 8.1 Pro、CPUは第4世代Core i3/i5/i7の3タイプ。ストレージは64GB/128GB/256GB/512GBの4タイプがあり、メモリはストレージサイズに応じて4GB(64GB/128GB)、8GB(128GB/256GB/512GBモデル)の2タイプが用意されている。ディスプレイは12インチ(アスペクト比3:2)で解像度は2160x1440ピクセル。
カメラは5MP(1080p HDカメラ)x2。AV機能として、マイクx2、スピーカー(Dolbyステレオ)x2。通信はWi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetoothはバージョン 4.0。外部端子は、USB 3.0x1、USB 3.0x1、microSDメモリカードリーダーx1(microSD、microSDHC、microSDXC対応)。搭載OfficeはOffice Home and Business 2013(Word、PowerPoint、Excel、OneNote、およびOutlook)。付属品として、36W電源アダプタ、Surface Pen、クイックスタートガイド、安全と保証に関するドキュメントがつく。
同製品は7月17日より順次発売。一般向けは全国量販店およびMicrosoft Store経由で販売される。発売日は一般向けCore i5/i7モデルが7月17日を予定。Core i3モデルは8月の予定。価格は最安のCore i3(一般向け)で91,800円(税別)、最も高いCore i7・512GBモデルが202,800円(税別)。詳細は以下のとおり。