パナソニックは5月26日、小型記憶調光システム「ライトマネージャーFx(エフエックス)」を発表した。発売は6月1日。希望小売価格は、4回路モデルの「NQ28841」が98,000円で、6回路モデルの「NQ28861」が128,000円(いずれも税別)。
商業施設を中心に、シーンによって明るさを変えられるる"調光"のニーズが、LED照明の分野でも高まってきている。照明を1台、または1回路ずつコントロールする調光器だけでなく、複数の照明用回路を一括してコントロール可能な"ライコン"も普及が進みつつある。
ライコンの種類によっては、個々の照明回路のコントロールに加えて、複数照明による灯りのシーンを記憶できる。例えば飲食店で、昼間のカフェタイム用の照明と、夜のディナータイム用の照明を切り替えるという使い方が可能だ。
「ライトマネージャーFx」では、4つまでのシーンをワンタッチで切り替えることが可能。切り替えの速度も自由に調節できる。
さらに、本製品はLED照明用に設計されているため、信号線式連続調光型LED照明器具や連続調光インバータ照明器具とダイレクトに接続して調光可能。施工の手間を減らすことができる。また、そのほかのLED照明器具も、信号変換インタフェースと組み合わせることで使用することが可能だ。