Mozilla Japanは12日、ブラウザFirefoxの最新版「Firefox 29.0.1」を公開した。「Firefox 29.0.1」ではタブデザインが曲線状の滑らかなものに変更され、メインのインタフェースがよりシンプルになった。また、新しいメニューを導入し、よく使われる機能が右側にまとめて表示されるようになっている。
メインのインタフェースでは、タブをタイトルバー内の高い位置に置き閲覧していないタブを視覚的に弱めることで、見やすさを向上。タブ自体のデザインも従来の四角い形状から丸みをもたせた形へ変更した。
また、ツールバー右端のメニューボタンによく使われる機能を集約して配置。「新しいウィンドウ」「印刷」「履歴」「全画面表示」「検索」のほか、切り取りやコピー、貼り付けなどの機能に手軽にアクセスできる。ユーザーはメニュー内の機能の配置を自由に変更・追加可能だ。
修正点としては、新たに白紙を印刷する問題や、Windows 8.1でダークテーマを利用するとタブが見えなくなる問題、セッション情報を保存する「sessionstore.js」が破損している場合に生じるセッション復元処理の不具合が修正された。また、標準設定時ではページの先読みを行わないようになっている。