TMPGEnc Video Mastering Works 5.4.2.103(グラフ33と34)

PEGASYS.Inc
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/tvmw5.html

性能比較の最後はこちらであるが、ちょっと今回はいつもと違う方法を採っている。ソースは1440×1080pixelのWMV9フォーマット動画で、H.264/AVCの同じサイズの動画にトランスコードという処理(High Profile/Level 4)であるが、これをX264(CPUによるS/W Encode)と、Intel QSVを使ったH/W Encodeの両方で実施している。

同じソースから4本のトランスコード出力を行うが、この際にThread数を1/2/4に変えながら、個別のエンコード性能と全体としてのエンコード性能の両方を見ている。

グラフ33が全体としてのエンコード性能、グラフ34が個別のエンコード性能であるが、X264の場合とQSVを使った場合、どちらもZ87とZ97で有意な差は見いだせなかった。取りあえずこのあたりは性能的に影響は無い、と判断してよさそうである。