ソニー、ライフログと今この瞬間を残すリスト型スマートウェア

ソニーモバイルコミュニケーションズは8日、「SmartBand SWR10」を23日に発売すると発表した。同製品はスマートフォンと連携してライフログを記録するリスト型のスマートウェア。価格はオープンで、市場推定価格は税別9,800円前後。ソニーモバイルの直販サイト「Xperia Store」、ソニーマーケティングの直販サイトおよび直営店「ソニーストア」での販売価格は税別9,800円。

SmartBand SWR10はスマートフォンとの連携を前提としたウェアラブルデバイス。歩数や運動量、睡眠時間、撮影した写真、再生した音楽の履歴などを記録できる「Lifelog」機能のほか、SmartBand SWR10のボタンをすばやく2回押すことで任意の時間・場所の記録を残しておける「Life Bookmark」機能がある。

SmartBand SWR10に蓄積された記録をスマホで閲覧するには、専用アプリ「Lifelog」を使う。同時に、ソニーのスマホ用アプリ「スマートコネクト」をインストールしておく必要がある。対応OSはAndroid 4.4以上。

スマホとの接続はBluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy)だが、NFC搭載のスマホならばNFCでも接続できる。スマホと接続すると、着信やSMSの受信、SNSの更新などがあった際にSmartBand SWR10が振動して通知するほか、SmartBand SWR10上でスマホのWALKMANアプリを操作して、音楽の再生、停止、曲送り、曲戻し等を行える。

SmartBand SWR10の本体(センサー部分)とリストバンドは着脱式なので、好みに応じて別売のリストバンドと組み合わせられる。購入時には、SサイズとLサイズのブラックリストバンドが付属する。

センサー部分である本体のサイズは約W40.7mm×約D15.3mm×約H7.8mmで、リストバンドのサイズはSサイズが約214mm、Lサイズが約250mmとなっている。本体のみの重量は約6gで、本体＋リストバンドSサイズの重量は約20g、本体＋リストバンドLサイズの重量は約21g。電源は内蔵リチウムイオン充電池、充電端子はmicroUSB端子で、フル充電の状態から約5日間使用可能。防水・防塵性能も備えている。