同展メインビジュアル

東京国立近代美術館、ヤゲオ財団は、「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより」を開催する。会期は6月20日~8月24日(7月21日以外の月曜日、および7月22日は休館)、開館時間は10:00~17:00(金曜日は10:00~20:00、入館は閉館30分前まで)。観覧料は一般1,200円、大学生500円。

同展では、世界トップクラスといわれる台湾・ヤゲオ財団の現代美術コレクションの中から、アンディ・ウォーホルやゲルハルト・リヒター、杉本博司など現代美術の中核(ハードコア)と言える著名作家40作家による、76点の作品を展示する。ウォーホルが亡くなる前年に描いた自画像や、日本初公開となるゲルハルト・リヒターの「叔母マリアンヌ」、モデルのケイト・モスがヨガの姿勢を取っている様子をもとに作られた「ミニチュアのヴィーナス」など、多様な作品が公開される。

マーク・クイン 《ミニチュアのヴィーナス》2008年 ヤゲオ財団蔵 (C)Marc Quinn

ティエブ・メータ《無題(リキシャに乗った女性)》1991年 ヤゲオ財団蔵 (C)The Estate of Tyeb Mehta

ゲルハルト・リヒター《叔母マリアンヌ》 1965年 ヤゲオ財団蔵 (c)Gerhard Richter,2014

また、個性的な展覧会タイトルは、オークションで存命中の作家の作品に数十億単位の値がつくことがあるという事例に象徴される「金銭的な価値」、いま表現すべきことを、アートの歴史を踏まえた上で作品に昇華しているという「美術史的な価値」といったふたつの意味において、現代アート作品が「世界の宝」であるということを表現している。なお、作品展示に関連して、コレクターの感覚を追体験することができる「ゲーム」も提供されるということだ。

杉本博司《最後の晩餐》 1999年 ヤゲオ財団蔵 (C)Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi