ソニーが4月26日に発売するマルチオーディオプレーヤー「MAP-S1」は、CD、ネットワーク、Bluetooth、USBなど、さまざまなソースを利用でき、スマートフォンやPCとの連携も楽しめるプレーヤーシステムだ。今回、発売前の製品をお借りしたので、その使い勝手などをレポートしてみたい。

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「MAP-S1」の外観をチェック

MAP-S1は多くの機能を搭載しているのだが、デザインはシンプルにまとめられている。本体の右上には、「TUNING」「MENU」「BACK」「再生/一時停止」の4つのボタンを配置。「TUNING」ボタンはジョグダイヤルとなっており、押すと「ENTER」機能となる。本体での操作では、ほぼすべてをこの4つのボタンの組み合わせで行うのだが、ボタン数が少なく、操作体系もツリー形式のシンプルなものなので、取扱説明書を読まずとも使用可能だ。

「MAP-S1」のフロントパネル

フロントパネルの左下には、USB Type Aポートとヘッドホン端子を装備する。フロントUSB端子からもハイレゾ音源の再生が可能だ。ヘッドホン端子は6.3mmのステレオ標準ジャックを採用しており、スマートフォンやポータブルプレーヤーで一般的な3.5mmステレオミニジャックに対応した機器を使用する場合には、変換アダプターが必要だ。

ヘッドホン端子は6.3mmの標準ジャック

本体の上面には、NFCのマークが配置されている。NFC対応のスマートフォンは、ワンタッチで接続することが可能だ。

NFCマーク

フロントUSBとヘッドホン端子を除いた接続端子は、背面パネルに配置されている。アナログ音声入力、アナログ音声出力、AM/FMのアンテナ入力、USB Type Bポート、LAN端子をそれぞれ1系統ずつと、スピーカー端子が1セットだ。写真のようにWi-Fi用のアンテナも装備している。

背面パネル

スピーカー端子は、バナナプラグの接続も可能な大型タイプを採用しており、ある程度太さのあるケーブルを使用することもできる。ターミナルとターミナルの間隔が狭いためにケーブルの固定には手間取るが、省スペースなモデルでは仕方のないところだろう。

スピーカー端子