日立マクセルは23日、無線LANルータ機能を搭載したWi-Fiモバイル充電器「MPC-WF1」を発表した。データのリード/ライト用にSDXCカードスロットとUSBポート×1基も装備する。発売は4月25日。価格はオープン。税別の店頭想定価格は9,000円前後。
5,000mAhのバッテリを搭載するWi-Fi対応モバイル充電器。本体のLANポートに有線LAN回線を接続すると無線LANルータとして機能し、対応スマートフォンやタブレットをインターネットへ接続できる。無線規格はIEEE802.11b/g/nに準拠し、セキュリティはWPA/WPA2/WPA2 Mixedに対応。
本体にはデータのリード/ライト用にSDXCカードスロットとUSBポート×1基を装備し、USB/SD対応Wi-Fiストレージとしても利用可能。利用には専用アプリ「AirMV」を使用し、同時接続台数は3台まで。USBポートは、DC5V/最大1Aの充電用ポートを兼ねる。
対応ファイル形式は、iOSでは文書がpdf / txt / doc / docx / xls / xlsx / rtf / ppt / pptx、写真がjpg / png、動画がmp4 / mov、音楽がmp3 / m4a。Androidでは、文書がpdf / txt / doc / docx / xls / xlsx / ppt / pptx、写真がjpg / png、動画がmp4 / 3gp、音楽がmp3。
充電機能を使わない場合のバッテリ駆動時間は約16時間。充電時間は約8時間。本体サイズはW108×D22×H64mm、重量は約160g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6以降、Android 2.2以降、iOS 6.0以降。