Smartglass OS : mirama

ブリリアントサービスは3月13日、「Mirama Prototype II - Sale start」においてスマートグラスMiramaのプロトタイプIIの販売を開始したと伝えた。ToFカメラ、DSPプロセッサ、RGBカメラなどを搭載した眼鏡型デバイス、画像処理を担うノートPC、開発キットと各種関連デバイスなどが提供される。企業や産業界向けの研究開発用デバイスと位置づけられている。

Miramaは、人間が目視している風景にさまざまな情報をオーバーラップして表示できるだけでなく、顔認識やジェスチャーによる操作も可能なウェアラブルデバイス。同社のWebサイトでは、顔認識機能で相手を識別し、ジェスチャーで操作しながらメールを送信する様子が示されている。

2015年第2四半期には次期プロトタイプ版となるPrototype IIIの提供を予定しており、より小型化したRGBカメラ、ToFカメラ、DSPプロセッサを搭載した眼鏡デバイスや、身につけて持ち運びできるPCデバイスの提供などが予定されている。MiramaはベースのオペレーティングシステムとしてFreeBSDを採用している。