最近の小学生事情には詳しくないので一概には言えないが、当時の経験からすると、そうやって目立つ子たちはあまり成績がいい方ではなかった。ただし、後々の進路を知るとやれば出来る子たちであることが分かる。その頃は違う部分でポテンシャルが発揮されていたのだろう。正しく目立つために必要なコミュニケーションスキルを、その歳で獲得していたのだから。

何がしたいのか?

彼らの目的は、自分が取った行動により、友達を笑わせたり、端で見ている女子にキャーキャー言われることだったのではないかと思う。勉強で褒められることが少なかった分、そうした騒ぎの中心にいることが、多分彼らにとっては「人気者気分」という自己肯定を手に入れる手段だったのだ。分かりやすいエゴだが、誰にでもエゴはあるし、小学生的なその発露という意味では十分に普通だ。

だがそれで人の注目を集められるのは中学生くらいまで。成長して社会性を獲得するにつれ、人はエゴの透けて見える相手を警戒するようになる。十代も半ばになればエゴの強い人と付き合うといろいろ面倒臭いことが増えるし、傷付けられることもあると、徐々に学習するのだ。同時に、愛想笑いの裏で人を嘲笑う技術も身に付ける。あなたの行動が友達を笑わせるものであったとしても、ある時期からその笑いは、あなたを嘲笑うものになっているかもしれない。

あなたが友達にお笑いを提供するつもりで面白写真をツイートしたとして、それを見た友達は本当の意味で面白がってくれていると確信できますか?

べつにそんなもの、「こいつバカ~笑」と嘲笑ってくれればオッケーだと思っているなら、それはお笑い精神でなく、誰かにウケることで人気者気分を味わいたいという、あなたのエゴでしかない。ひどく小さい。炎上マーケティング並みに小さいよ。そんなことで自分の価値を下げないでほしい。