では、光学30倍ものズームレンズは、一体どんな風景を私たちに見せてくれるのだろうか。と、話を進めたいところをいったん我慢。その前に恒例のオーバービュー(外観説明)をしていこう。

ワンタッチスマホボタンを押したときに接続する機械を前もって設定できる

Androidの専用アプリからこのSSIDにアクセスすると接続される

Wi-Fiで接続する機器をカメラ、スマホ、PC、選択可能、プリンター、クラウドから選択できる

PowerShot SX700 HSは、心臓部に有効画素数1,610万画素の高感度CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 6」を搭載。1/2.3型センサーながら、ISO100~3200に対応し、センサーサイズを越えたキヤノンらしい描写を発揮してくれる。Wi-Fiに加え、Androidスマホにカメラをかざすだけでかんたんに接続できるNFC接続にも対応。NFC機能付きのスマホをお使いの方なら、ひときわ快適な写真データ活用が行える。

サイズは、高さ112.7×幅65.8×奥行き34.8mmとスリム。左側のグリップが持ちやすい

質量は約269g(バッテリー、メモリカード含む)。液晶モニターは92.2万ドット、3型TFTカラー液晶

シャッター横の動画の録画ボタンは、非常に使いやすい位置だと感じた

下方にNFC接続用の非接触アンテナがある

ボディデザインはPowerShot SXシリーズらしい雰囲気を残しつつ刷新。大型グリップが付いたことでより持ちやすく、よりカメラらしくなった。また、繰り返し書いているように30倍もの光学ズームレンズを搭載しながら、ボディ厚が34.8mmしかないのは驚きだ。

反対側にはUSBとHDMIのインタフェースを備える

バッテリーケースのヒンジ部分に三脚穴がある

撮影可能枚数はスペック上、約250枚

インタフェースは「PowerShot」シリーズを踏襲。モードダイヤルが少し固いが、好みの範疇だろう

内蔵ストロボをポップアップしたところ

この超高倍率レンズが、薄いボディにキッチリ仕舞えるなんて!