では、光学30倍ものズームレンズは、一体どんな風景を私たちに見せてくれるのだろうか。と、話を進めたいところをいったん我慢。その前に恒例のオーバービュー(外観説明)をしていこう。
PowerShot SX700 HSは、心臓部に有効画素数1,610万画素の高感度CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 6」を搭載。1/2.3型センサーながら、ISO100~3200に対応し、センサーサイズを越えたキヤノンらしい描写を発揮してくれる。Wi-Fiに加え、Androidスマホにカメラをかざすだけでかんたんに接続できるNFC接続にも対応。NFC機能付きのスマホをお使いの方なら、ひときわ快適な写真データ活用が行える。
ボディデザインはPowerShot SXシリーズらしい雰囲気を残しつつ刷新。大型グリップが付いたことでより持ちやすく、よりカメラらしくなった。また、繰り返し書いているように30倍もの光学ズームレンズを搭載しながら、ボディ厚が34.8mmしかないのは驚きだ。