Samsung Electronicsの新製品発表会「Samsung Unpacked 5」では、次期フラッグシップスマートフォン「GALAXY S5」に合わせ、ウェアラブルデバイス「Gear」シリーズ新製品も発表された。腕時計型デバイス「Samsung GALAXY Gear」の後継モデルとなる「Samsung Gear2」と「Samsung Gear2 Neo」、そして「Samsung Gear Fit」の3製品だ。詳細なスペックは、マイナビニュースの別稿(Gear 2/Gear 2 NeoGear Fit)を参照していただくとして、本稿ではこれらGearシリーズ3製品を写真を中心に詳しく紹介する。

Samsung Gear2、Samsung Gear2 Neo

「Samsung Gear2」および「Samsung Gear2 Neo」は、昨年9月に発表された腕時計型ウェアラブルデバイス「Samsung GALAXY Gear」の後継に位置付けられる製品だ。なお、製品名から「GALAXY」の文字が消えているが、これは従来モデルではOSがAndroidだったのに対し、今回発表されたGearシリーズはOSにTizenを採用しているためだ。

GALAXY Gearの後継となる新モデル「Samsung Gear2」

GALAXY Gearとの比較。デザインは従来モデルを踏襲も、ややスマートになった印象だ

双方とも従来モデル同様の腕時計型デザインを踏襲。見た目の印象はどちらも従来モデルとほぼ同じだ。ただ、カメラ部分などの仕様変更に伴い、全体的にはややスマートになった印象を受ける。また、Gear2はディスプレイまわりの本体素材に金属を採用しているのに対し、Gear2 Neoは樹脂となっており、Gear2の方が高級感がある。

Gear2のディスプレイ。1.63インチのスーパーAMOLEDを採用。解像度は160×160ドット

ディスプレイ下部に物理ボタンを配置したことで操作性が高まったと感じる

文字盤部分は従来同様角形となっている。ディスプレイは、Gear2、Gear2 Neoともに1.63インチのスーパーAMOLEDを採用。表示解像度は160×160ドット。ディスプレイの仕様は従来モデルから変わっていない。