ソニーとレノボがパソコン事業で提携との報道、ソニーは否定「事実ではない」

ソニーは2月1日、同社の「VAIO」PC事業についてレノボ・グループと合弁会社の設立に向け交渉入りしたとの一部報道に対し、同日付けで「報道は事実ではない」と発表した。

今回の発表は、同社がVAIOブランドで展開するPC事業について、レノボ・グループと合弁会社を設立するとのNHKの報道を受けたもの。NHKでは関係者からの情報として、「新たにレノボとの合弁会社を設立」「国内・海外ともにVAIOブランドは維持」「投資ファンドから出資を受け新会社の設立も検討」などの報道を行っている。

これに対し、同社はPC事業についてさまざまな選択肢を検討しているとしながらも、「提携に関する報道は事実ではありません」と否定した。また、レノボ・グループの国内法人であるレノボ・ジャパンの広報担当者は、報道については「ノーコメント」としている。

なお、国内では2011年1月に、NECのPC事業がレノボと提携し、合弁会社「NEC レノボ・ジャパン グループ」を設立している。