博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターは1月20日、2013年11月に行った「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」第8回調査の調査結果を発表した。

発表によると、スマートフォン保有率は55.2%と前回の第7回調査(2013年8月実施)と比較して7.0p増加、特に10代・20代では80%を超えるなど、スマートフォンの普及がさらに進んでいることが分かった。

なお、8月~11月の期間には、iPhone 5sなどのスマートフォン新モデルが発売された。

また、スマートフォンユーザーを対象に、スマートフォンでのネットショッピングサービス(デジタルダウンロードコンテンツを除く)の利用経験を調査したところ、全体の65.2%が「利用したことがある」と回答。特に10~30代で高い傾向が見られた。

利用頻度について見てみると、「週に1日以上」利用している人は全体の24.2%、特に「ほぼ毎日」利用している人は19.6%にのぼることが分かった。年代が若いほど利用頻度が高く、10代においては週1日以上利用者は約4割となっている。

スマートフォンでネットショッピングサービスを利用する理由については、「思い立った時すぐ利用できる」「外出先で手軽に利用できる」「時間を気にせず利用できる」「自分のペースで買い物できる」といった項目が多くあげられた。

一方、スマートフォンでネットショッピングを利用しない理由については、「画面が見づらい」、「パソコンで十分」「操作がしにくい」「商品が探しにくい」といった項目があげられている。

スマートフォンのネットショッピングサービスで実際に購入したことがあるものとしては、「衣料品・靴・バッグ・服飾雑貨」「書籍・雑誌」「音楽・映像ソフト」が上位にあげられ、今後購入してみたいものについても同様に「衣料品・靴・バッグ・服飾雑貨」「書籍・雑誌」が高い結果となった。