初体験の自家製麺を、汁そばにして食す。独自の撹拌機能により手で1,000回以上こねたのと同様の効果が得られ、かつ押し出しの際にも圧を加えるため、コシの強い麺になるというが、出来上がった麺は文句なしにモチモチだった(やや硬すぎる気もしたけれど、これは水の分量をちょっと間違えたせいだと思われる)。打ち粉をうまい具合にふらないと麺と麺がくっつきがちだったが、これは慣れてくればもっとうまくできるかもしれない。あるいは水分がやや多かったのかも。

「我が家の麺職人」では、そばだけでなく、ラーメンやうどん、パスタも作ることができる。フランジが4種類付いており、好みの太さや形状で麺を押し出せるわけだ。

気になるのはマカロニタイプのフランジ。これで本当にペンネができるのかと微妙に疑いつつ試してみたら、これが素晴らしい仕上がりになった。アラビアータにしていただいたら、素朴ながらも弾力十分のコシを楽しめた。正直、ちょっと感動。

パスタも試してみた。スパゲティなら丸穴のフランジがいいだろうが、今回はマカロニタイプを使用し、ペンネづくりにチャレンジ。こちらは何cmかの長さでカットを繰り返していく。出来上がりのコシは自家製麺ならではで、感動した

打ちたての自家製そばやパスタを、自宅で食べられる幸福。2013年の年越しそばは、「我が家の麺職人」に任せてみるか。