ヤフーは12月25日、「Yahoo! JAPAN」のスマートデバイス向け公式アプリをアップデートし、タブレット端末向けに最適化されたユーザーインタフェースの提供を始める。Android版は同日より、iOS版は1月~2月にかけて順次提供予定。

タブレット端末向け最適化UIの大きな特徴は3点。「PC版Yahoo! JAPANライクなカラム」と「トピックスやピックアップの画像の巨大化」「動画閲覧」だ。

これまでタブレット端末でYahoo! JAPAN公式アプリを利用した場合には、下記のようにスマートフォン向けのUIが表示されていた。

今回、タブレット端末向けに最適化したUIを提供するにあたって、スマートフォン寄りのUIではなく、画面の広さを利用した情報量の多いPC版Yahoo! JAPANトップに近いUIを採用。

利用ユーザーの多い「検索ボックス」と「トピックス」、「サービス一覧」を残しつつも、タブレット端末として操作しやすいような大きさに再構築した上で表示している。

また、タブレット端末の利用シーンに沿って、ビジュアル要素を強く押し出し、「トピックス」やスマートフォン向けに提供している「Picアップ」や、話題の動画を教えてくれる「映像トピックス」が一つ一つ見やすいように掲載されている。

その動画についても、YouTubeアプリなどが別に起動する形ではなく、Yahoo! JAPANアプリ内で再生できるため、見終わるとすぐにYahoo! JAPANアプリのトップに戻ることができるのが特徴だ。

ほかにも以前から提供されている機能ではあるが、Yahoo!ニュースのプリロード機能により、通信環境が悪い場所でもニュースが読めるほか、「スライド検索機能」についても、継続して提供する。

今回のタブレット最適化UIについては、動画を見てもらうと利用シーンが掴みやすいので、是非ご覧いただきたい。