シャープは12月25日、カラー電子辞書「Brain(ブレーン)」の新製品「PW-SB1」「PW-SA1」「PW-SH1」「PW-SJ1」を発表した。発売はPW-SB1とPW-SA1が2014年2月7日、PW-SH1とPW-SJ1が2014年1月24日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はPW-SB1とPW-SH1が40,000円前後で、PW-SA1とPW-SJ1が36,000円前後。
キーボードを使用するスタイルと、画面を反転させてタブレット端末のようなタッチ操作スタイルの2Wayスタイルで利用できる電子辞書。タッチ操作スタイルは横表示だけでなく縦表示も可能となっており、電車などでの移動中に片手で持って操作しやすいように配慮されている。検索は、50音キーボードや手書きの文字入力に対応。
画面には5.2型・WVGA(800×480ドット)のカラー液晶を採用。従来機「PW-A7400」に比べて2.5倍の高解像度になっており、検索結果を表示したまま別の検索を行って比較表示させることも可能だ。
PW-SB1はビジネス・語学向けのモデル。「NHK入門ビジネス英語 for Brain」(NHKエデュケーショナル)、「はじめての新TOEICテスト全パート総合対策」(アスク)、「中日辞典/日中辞典」「中国語生活図解辞典」(以上、小学館)などが収録されている。
PW-SA1は生活・教養向けのモデル。「旅の指さし会話帳」(株式会社情報センター出版局)、「里山の植物ハンドブック ~身近な野草と樹木」「里山の昆虫ハンドブック」「里山の野鳥ハンドブック」「里山の草花ハンドブック」(以上、NHK出版)、「新ヤマケイポケットガイド 野鳥」(山と溪谷社)、「医者からもらった薬がわかる本2014年版」(法研)などが収録されている。
PW-SH1は高校生向けのモデル。「ジーニアス英和/和英辞典」(大修館)、「ウィズダム英和/和英辞典」(三省堂)、「オーレックス英和/和英辞典」「ロングマンアクティベータ」、「旺文社 全訳古語辞典」「旺文社 古語辞典」(以上、旺文社)、「受かる!数学検定」(学研)、「山川 日本史小辞典」「山川 世界史小辞典」(以上、山川出版社)などが収録されている。
PW-SJ1は中学生向けのモデル。「NHKラジオ講座 基礎英語1~3 for Brain」(NHKエデュケーショナル)、「ATR CALL for Brain」(ATR Learning Technology)、「単熟語集でる順パス単」(旺文社)などが収録されている。
ハードウェア仕様は、ディスプレイが5.2型のタッチパネル式カラー液晶(800×480ドット)で、計算機能の桁数が12桁(加減乗除、メモリー、パーセント計算などが可能)、電源がリチウムイオン充電池となっている。充電池での使用時間は連続表示時で約50時間、連続使用時で約30時間、動画の連続再生時で約4.5時間。
本体サイズはW152.4×D96.5×H18.8mm(突起部含む)で、重量は約295g(充電池、タッチペン含む)。