デルは28日、同社初の4K対応液晶ディスプレイ「UP3214Q」を発売した。画面サイズは31.5型で解像度は3,840×2,160ドット。IGZOパネルを採用している。直販価格は349,800円。
UP3214QはAdobe RGB 99%、sRGB 100%の広色域を実現しており、カラー調整を施されたうえで工場から出荷される。標準で色補正ソフト「Dell Color Calibration Solution」が付属し、別売の「X-Rite i1 Display Pro」と連携して、ハードウェアキャリブレーションを行うことも可能だ。
その他の主な仕様は、パネルタイプがIPS、IGZO、画素ピッチが0.18175mm、画素密度が140ppi、応答速度が8ms(GtoG)、最大輝度が350cd平方メートル、コントラスト比が2,000,000:1、視野角が上下左右176度、通常消費電力が100W。
インタフェースは映像入力にHDMI、DisplayPort、mini DisplayPort、加えてUSB 3.0×4、メモリカードリーダを備える。スタンドは90mmの高さ調整、前方5.5度から後方22度のチルト、角度は不明だがスイーベルにも対応する。サイズはW749.9×D214.0×H482.6~572.4mm(スタンド含む)、重量は12.15kg(スタンドとケーブル含む)。
また、近日発売予定として、同じく4K対応で24型の「UP2414Q」も発表されている。3,840×2,160ドットの解像度、Adobe RGB 99%、sRGB 100%の色域など、基本的な仕様はUP3214Qとほぼ同じだ。