KDDIは11月6日、Webサイト「au未来研究所」を開設した。同サイトは、未来の携帯電話開発に向けたイノベーションの創発を目的としたもので、利用者は"研究所員"として同サイト内にログインでき、未来の携帯電話開発に参加できるという。利用料は無料。ログインにはFacebookまたはTwitterのアカウントが必要となる。

au未来研究所は、KDDI研究所の付帯組織としてWeb上に開設する仮想のオープンラボラトリー。利用者が"研究所員"となって、au未来研究所の極秘研究情報などを閲覧することができる。

KDDIが新サイト「au未来研究所」を公開

同サイトでは、アニメーション監督の神山健治氏と博報堂クリエイティブディレクターの古田彰一氏が共同でCEOを務めるコミュニケーションコンサルティング会社のスティーブンスティーブン(以下、STST)とのコラボレーションコンテンツを用意。神山氏とプロダクション I.Gのスタッフによるアニメーションコンテンツを通じて、未来のデバイスやコミュニケーションのあり方をわかりやすく紹介していくという。加えて、STSTがアニメーションや広告制作を通じて培った「空想技術」のノウハウ・リソースを活かし、未来の携帯電話やウェラブルデバイスなどの創出にも取り組んでいくとのこと。

研究所内をモチーフとしたデザインが特徴

現在同サイトでは、「自ら育つ携帯電話」「未来が見える携帯電話」「"未来の携帯電話"アイディア開発」といった研究テーマを公開しており、それぞれ研究のコンセプトを確認できる。「未来が見える携帯電話」「"未来の携帯電話"アイディア開発」では、自らが"研究所員"となって研究に参加することも可能。このほか、オリジナルナビゲータープログラムとして、「フュート」と名付けられた可愛らしいキャラクターが登場する。

オリジナルキャラクター「フュート」も登場。ユーザーが研究所員として参加できるコンテンツも用意される