2013年11月1日、アップルのiPad Airが発売となった。東京・銀座のアップルストア銀座では、午前8時の販売開始にあわせて、約300人以上が列を作った。

東京・銀座のアップルストア銀座。発売直前の様子

iPad Airは、9.7インチのRetinaディスプレイを搭載した第5世代のiPad。第4世代のiPadと比べて20%薄く、28%軽量化。ベゼルを細くしたことで、これまで以上に没入感をもってコンテンツを体験できる。

Appleが設計した64ビット「A7」チップを採用。iOS 7を搭載している。

第5世代のiPad、「iPad Air」。こちらは発表時の写真

午前8時からの発売では、10秒前からアップストアのスタッフと、列を作った人たちがカウントダウン。「0」の声とともに約20人のお客が、スタッフとハイタッチをしながら店内に入った。

先頭の男性は、10月17日から2週間に渡って並んだ岩手県在住の30歳男性。自らiOS向けアプリを開発しているという。

「iPhone 5sの発売のときには、米国では発売2週間前から並んだという人の話を聞いた。私も2週間前から並びたいと思った」とコメント。正式発表前からアップルストア銀座の前に並んで、この日、発売日を迎えた。 1番目にiPad Airを購入して、店頭に出てきた男性は、言葉を詰まらせる感動ぶり。アップルストアのスタッフとハグをして、喜びを表した。

「いまはiPad miniを使っているが、誤入力することも多く、iPad Airが欲しいと考えていた」とした。

iPad Air Wi-Fiモデルは、シルバーおよびスペースグレイが用意され、16GBモデルが51,800円、32GBモデルが61,800円、64GBモデルが71,800円、128GBモデルが81,800円となっている。

また、KDDI、ソフトバンクで販売されるiPad Air Wi-Fi + Cellularモデルは、16GBモデルが65,520円、32GBモデルが75,600円、64GBモデルが85,680円、128GBモデルが95,760円となっている。

なお、iPad mini Retinaディスプレイモデルは11月後半に発売される。

写真で発売の様子を追ってみよう。

発売直前のアップルストア銀座の様子

アップルストア銀座では、午前8時の販売開始にあわせて約300人以上が列を作った

仮装しながら並ぶ人も。なぜかWindows 8の紙袋も持っていた

午前8時を前に店内ではスタッフが記念撮影

列の先頭集団も店頭で記念撮影。その場ですぐにデータをシェアしていた

5分前になると、アップルストアのスタッフが先頭に並んだ人たちに挨拶

発売直前にスタッフが歓声と拍手で盛り上げる

最初のお客が店内に入る。スタッフとハイタッチ

最初に購入した男性が思わずスタッフとハグして感動を表現

オープン直後のアップルストア銀座の様子

iPad Air発売のカウントダウンの様子(動画) ※26秒、音声付き

その後も続々とお客が店内に入っていき、スタッフが笑顔で迎え入れていた

2週間並んで最初にiPad Airを購入した男性(佐々木隆晃さん)。日本国憲法のiPhoneアプリを開発。AppStoreのビジネスカテゴリで首位になったという

先頭集団に並んでい男性のひとりは、iPad Airを直接手にして取材に応じた

ソフトバンク銀座では午前7時30分時点で約70人が列

ビックカメラ有楽町店では午前7時15分の時点で約50人が列を作った

ビックカメラ有楽町店店頭では、午前8時から販売開始の告知

iPhone 5sの発売時には大きな盛り上がりをみせたNTTドコモ丸の内店はドコモの取り扱いがないため、ひっそりとしていた