IDC Japanは21日、国内の法人PCにおけるOS別の出荷台数と稼働台数について、2013年第2四半期実績と2017年までの将来予測を発表した。2013年6月末時点で稼動中の法人PCにおいて、全体の30.5%にあたる1,080万台がWindows XP搭載PCであるという。

2012年12月末の調査では、稼働中のWindows XP搭載PCが1,419万台だったことから、Windows XPへのリプレースが順調に進んでいる模様だ。しかし、マイクロソフトのサポートが終了した後の2014年6月末においても、同10.3%にあたる371万台のWindows XP搭載PCが残ると同社ではみている。

国内クライントPC法人市場におけるOS別稼働台数の予測 (出典:IDC Japan)

また、Windows XPからWindows 7に移行するケースが中心ではあるものの、将来的にはWindows 8のシェアが徐々に高まり、2017年12月末には、法人PCの稼働台数、3,712万台のうち65.0%がWindows 8搭載PCになると予測している。