発表会では質疑応答の時間がもうけられ、記者団の質問に田中社長が回答した。2013冬モデルの商品ラインナップにはどんなメッセージがあるのか、との問いに田中社長は「2013夏モデルを発表した際に、"auは選べる自由とうたっているのに、あまり選べないよね"と言われた。やっぱりたくさんの商品の中から選べないといけない、という原点に立ち返った」と今冬のコンセプトを説明した。また、サムスン電子の「GALAXY Gear」やソニーの「DSC-QX10」などをau +1collectionとして発売する意図は、との問いには「スマホを使いこなそう、をサポートするのが2013年のテーマ。かなりの方は、スマホの機能を使いきれていない。スマホと連携するアクセサリーを充実させれば、スマホをもっと楽しんでいただけるはず」とした。

質疑応答で記者団の質問に回答する田中社長(写真左)。スマホを使いこなそう、をサポートするのがKDDI(au)の2013年のテーマとなっている

トークセッション

質疑応答のあと、ゲストとしてKDDI(au)の新CMに出演している剛力彩芽さんと井川遥さんが登壇。田中社長とトークセッションを繰り広げた。新CMは、auスマートバリューを知らなかったきゃりーぱみゅぱみゅさんがモッタイナイおばけに取り憑かれるという内容。10月4日から順次、放映が開始される。

トークセッションの様子(写真左)。新CMは、10月4日から放映が開始される(写真右)

KDDI(au)が訴求する"ツナガルチカラ"について、剛力さんは「撮影で様々な場所に行きますが、綺麗なものに感動して写真を撮ったときに、高速でつながるのが嬉しい。800MHzのプラチナバンドは、自分にとってなくてはならないものになっていると感じています」とコメント。井川さんは「仕事のために家族と離れているときでも、つながる安心感を得られる。家族をつないでくれる安心感が、私にとって大きいことだと思います」と語った。

フォトセッションの様子

新機種をアピール

同日、発表された新機種はスマートフォン6機種、タブレット1機種、モバイルルーター1機種、auケータイ2機種。受信最大150Mbps、フルセグ対応、大画面フルHD、Wi-Fi 802.11ac対応、大容量バッテリー(2500mAh以上)、LTE国際ローミング(韓国・香港・シンガポール)といった機能に対応する。各端末の詳細については、別稿を参照いただきたい。

au 2013冬モデルとしてスマートフォン6機種、タブレット1機種、モバイルルーター1機種、auケータイ2機種が発表された

(記事提供: AndroWire編集部)