MMD研究所は27日、NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンクモバイルのiPhone 5cを使った「キャリア・地域別通信速度比較調査」の結果を公表した。全国20都市125カ所にてスピードテストを行った結果、ダウンロード平均速度はソフトバンクモバイルが最も早かった。また今回の調査スポットにおいては、3キャリアともにLTEカバー率が100%だった。

全国125カ所での通信速度調査結果、ソフトバンクモバイルが26.45Mbps、KDDI(au)が22.00Mbps、NTTドコモが18.21Mbpsとソフトバンクモバイルが最も速い結果になった

iPhone 5cを使って各キャリアのダウンロード平均スピードを調べたところ、全国平均でソフトバンクモバイルが26.45Mbps、KDDI(au)が22.00Mbps、NTTドコモが18.21Mbpsと、ソフトバンクモバイルのiPhone 5cが最も速い結果になった。また20Mbps以上の通信速度を記録した調査スポット数を調べたところ、ソフトバンクモバイルが87カ所、KDDI(au)が62カ所、NTTドコモが39カ所と、こちらもソフトバンクモバイルが最も多い結果となった。なお、アップロード平均スピードについては、全国平均でソフトバンクが11.59Mbps、KDDI(au)が10.70Mbps、NTTドコモが5.47Mbpsで、こちらもソフトバンクがトップだった。

調査スポットは、全国20都市(札幌/盛岡/仙台/さいたま/千葉/東京/横浜/新潟/金沢/浜松/名古屋/京都/大阪/神戸/岡山/広島/高松/福岡/熊本/那覇)の空港、駅、観光地など計125カ所。なお計測した全スポットで3キャリアともにLTE通信が利用できた。

調査にはスピードテストアプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使用。10時から19時の時間帯に同条件下で各3回計測し、平均値を記録した。また調査開始時3G回線のスポットにおいては、機内モードのオン/オフを最大3回繰り返してLTE通信を確認した。調査期間は21日から25日まで。