米Amazonは25日(現地時間)、同社が提供するタブレット「Kindle Fire」シリーズの新製品「Kindle Fire HDX」を発表した。2モデルをラインナップし、価格は8.9型モデルが379ドルから、7型モデルが229ドルから。高解像度ディスプレイやSnapdragon 800の採用など、ハイエンドのタブレットとなる。

Kindle Fire HDX

Kindle Fire HDX 8.9

プロセッサに2.2GHz駆動のSnapdragon 800を採用した、8.9型タブレット。画面解像度は2,560×1,600ドットで、「Kindle Fire HD 8.9」の1,920×1,200ドットより高解像度化し、1インチあたりのピクセル数は339ppiとなった。新たに、AmazonのエキスパートがユーザーのトラブルをサポートするMaydayボタンなども搭載する。

ストレージは16GB/32GB/64GBの3種類を用意し、通信機能はWi-FiおよびWi-Fi+4G LTEが選択可能。RAMは2GB。バッテリ駆動時間はWi-Fi使用時で最大12時間、読書のみの使用で最大18時間。前面にHDカメラ、背面に8Mピクセルのカメラを備える。

本体サイズはW231×D158×H7.8mm。重量はWi-Fiモデルが374g、Wi-Fi+4G LTEモデルが384g。充電時間は付属ケーブル使用時で約5時間。搭載センサーは照度、加速度、ジャイロ、GPSなど。充電用にminiUSBポートを備える。

価格は16GBモデルが379ドル、32GBモデルが429ドル、64GBモデルが479ドル。

Kindle Fire HDX

Kindle Fire HDX 8.9と同様Snapdragon 800を採用するが、こちらは7型で画面解像度は1,920×1,200ドットとなる。バッテリ駆動時間はWi-Fi使用時で11時間、読書のみの使用で約17時間。背面カメラは搭載せず、前面にHDカメラのみを備える。

本体サイズはW186×D128×H9mm。重量はWi-Fiモデルが303g、Wi-Fi+4G LTEモデルが311g。

価格は16GBモデルが229ドル、32GBモデルが269ドル、64GBモデルが309ドル。