Roviは6日、次世代の動画圧縮フォーマット「HEVC/H.265」に対応した無料ソフト「DivX 10」を発表した。従来のMPEG-4 AVC/H.264も、もちろんサポートする。同日よりDivXのWebサイトからダウンロード可能となっている。
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DivX 10 |
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HEVC/H.265は、MPEG-4 AVC/H.264の後継となる規格。H.264の半分のビットレートで同等の画質を提供する、つまり、2倍の圧縮性能を持つとされている。同社のテストによると、DivX Plus H.264に比べ、DivX HEVC 1080pのファイルサイズは30～40%小さくなったという。
DivX 10は、DivX Converter、DivX Player、DivX Web Playerなどで構成され、DivX HEVCプラグインを導入することでDivX HEVCフォーマットでのエンコードやデコードが可能となる。DivX HEVCプラグインはDivX 10のインストール時に簡単に追加できる。
Windowsプラットホームでの動作環境は、1.6GHzのIntelもしくはAMD製デュアルコアCPU、4GBのメモリ、215MBのHDD空き容量、Windows XP/Vista/7/8。同じくMacでは、1.6GHzのIntel製デュアルコアCPU、313MBのHDD空き容量、Mac OS X 10.6以降。
