NTTドコモは9月2日、革新的なサービスや技術を持つベンチャー企業などに起業支援を行う「ドコモ・イノベーションビレッジ」において、第2期プログラム参加チームの募集を開始した。

第2期プログラムの募集テーマは「グローバル・スタンダードになりうる、モバイルを活用したサービス」で、応募した企業・団体・個人の中から、書類や面接による審査を経て参加チームが選出される。募集期間は2013年10月10日まで。同社のWebサイトから応募の手続きが行える。

参加チームに選出された場合は、約4ヵ月の期間でサービスの開発を行い、その成果を2014年3月下旬に開催されるイベントで発表する。

同社は参加チームに対して、転換社債引受による200万円の資金や、プログラム期間中に24時間利用できるオフィススペースなどを提供。また、優秀なサービスに対しては、プログラム終了後に、同社との事業提携やドコモ・イノベーションファンドからの出資も検討するとしている。

なお、第2期プログラムでは、同社とパートナー企業が連携して支援を行う「パートナーブースト枠」が新設された。「パートナーブースト枠」は、応募サービスの内容がパートナー企業の提示するテーマと合致した場合に選出される枠で、今回のプログラムでは西日本電信電話 / NTTぷらら / NTTデータがパートナー企業として参加している。

●パートナー企業のテーマ

  • 西日本電信電話 / NTTぷらら : スマートテレビを中心とした新しい視聴スタイルや生活スタイルを実現するサービス
  • NTTデータ : 銀行・証券・保険をはじめとした金融サービスを担うソリューションおよび行政、ヘルスケア、農業、観光分野におけるソリューション