別基板が4枚も付属するMini-ITXマザー

ASUSの「MAXIMUS VI IMPACT」は、同社R.O.G.ブランドでは初となるMini-ITXフォームファクタのマザーボード。別基板「Impact Power」に電源回路を搭載したことで、8+2フェーズというパワフルな電源を実現したのが大きな特徴だ。サウンドカード「SupremeFX Impact」も付属する。価格は30,000円前後。

ASUSの「MAXIMUS VI IMPACT」。COMPUTEXで話題となった製品がついに登場

これが電源基板「Impact Power」。ただケースとの物理干渉には注意したい

バックパネルのインタフェース。USBポートが合計8個もあり、拡張性が高い

「Impact Control」基板も付属。Q-Code LEDやCMOSクリアボタンなどを備える

搭載チップセットはZ87。メモリスロットはDDR3-3000×2、拡張スロットはPCI Express x16という構成になる。付属の「mPCIe Combo II」カードを使えば、Mini PCI ExpressとM.2も利用可能だ。バックパネルのインタフェースは、HDMI、DisplayPort、USB3.0×4、USB2.0×4、eSATA、GbEなど。

EVGAもハイエンド向けのMini-ITXマザー

EVGAからも、ハイエンド向けのMini-ITXマザーボードが登場。「Z87 Stinger」というZ87チップセット搭載モデルで、10層基板の採用による高い安定性を謳う。オーディオはCreativeのSound Core3D、ネットワークはIntelのI217を採用。Bluetoothもサポートする。価格はこちらも30,000円前後だ。

EVGAの「Z87 Stinger」。あのEVGAから発売のMini-ITXマザーボードだ

ASUSのような派手さはないが、堅実な作りが特徴。10層基板を採用した

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