テレパシーは21日、Firsthand Technology Value Fundにより総額500万米ドルの資金を調達したと発表した。これに伴い、米カリフォルニア州サニーベールに研究開発拠点を開設、同時にMPEG-4の標準化に貢献したピーター・ホディ氏をアドバイザボードに加えたことも公表した。

今回の資金調達により、優秀なエンジニアの雇用なども行い、同社が開発中のメガネ型ウェアラブルデバイス「Telepathy One」の製品開発を加速させる。今秋にSDKの限定公開、2014年の製品販売を目指す。

新たにアドバイザリボードに加わったピーター・ホディ氏は、米マーベルのキノマソフトウェアプラットホーム部門の責任者。米AppleでQuickTimeのアーキテクトとして、MPEG-4の標準化に貢献した人物として知られているという。