米Googleは20日 (現地時間)、Webブラウザ「Chrome 29」の安定版を公開した。
検索バーも兼ね備えるアドレスバー「Omnibox」のサジェスト機能が、直近に訪問したWebサイトを重んじるように改善された。これよって、より関連性の高い新しい提案が表示されるという。
[設定]の[詳細設定]に、ブラウザのプロファイルをデフォルト状態にリセットするボタンが用意された。拡張機能の追加やキャッシュを貯め込むなどして動作が重くなった場合、再インストールすることなくブラウザの状態をインストール時に戻せる。拡張機能は全て無効化されるが、テーマ、ブックマーク、Chromeアプリはリセットしても維持される。
脆弱性の修正は25件。アップデート後は安定性と性能も向上するという。