サイバーエージェントは12日、同社が運営する「Ameba」への不正ログインに関する続報を発表した。不正ログインの発生期間は2013年4月6日から今月3日まで。発生件数は243,266件で、ニックネーム/メールアドレス/生年月日/居住地域などが閲覧された可能性がある。
同社では、今月8日から11日までの間に調査を行い、断続的な不正ログインを確認。それを受け、不正ログインを受けたユーザーに対して、不正ログインがあった事実と、パスワード変更対応のお願いなどをメール送信し、「Ameba」サービス上に「不正ログイン発生のご報告とパスワード変更対応」に関する案内を掲載した。
閲覧された可能性があるのは、「Ameba」に登録したニックネーム/メールアドレス/生年月日/居住地域/性別、「Ameba」の仮想通貨「アメゴールド」「コイン」の履歴情報。発表時点(12日19:26)では、ユーザーによる被害報告は確認されていないとしている。
なお、今回の不正ログイン手法は、昨今インターネットサービスで頻発しているものと同様に、他社サービスから流出したIDやパスワードを利用していると推測されるため、同社では被害を受けていないユーザーに対しても、パスワード変更を行うよう推奨している。