Opera 17 Developer登場

Opera Softwareは8月8日(ノルウェー時間)、Operaの最新開発版となる「Opera 17 Developer」を公開した。Widnows版とMac OS X版が公開されている。これは「Opera Developer stream」からの初のリリースとなる。Opera Developer streamはより実験的なブランチになるもので、これでOperaはDeveloper、Next、Stableという3つのブランチを持つようになる。Opera Developerは自動アップデート機能が有効になっており、一度インストールすれば以降は自動的に最新版にアップデートされるようになる。

複数のブランチに分けて細かくリリースおよびアップデートを実施する取り組みはすでにGoogleがChromeで、MozillaがFirefoxで実施している。Chromeでは4つのブランチ(Canary、Dev、Beta、Stable)を提供し、Firefoxも4つのブランチ(Nightly、Aurora、Beta、Stable)が提供されている。Operaは1つ少ない3つのブランチ(Developer、Next、Stable)が提供されることになる。

Opera SoftwareではOpera Nextをプレビュー版と位置づけており、新機能の追加などの実験はOpera Developerを通じて実施されることになる。Opera Developerは起動時に指定できるオプションが豊富に用意される見通しで、新機能を早く使いたいアーリーアダプタの利用が推奨されている。