日本ヒューレット・パッカードは7日、ワークステーション向け液晶ディスプレイとして、23型ワイド「HP Z23i」と24型ワイド「HP Z24i」の2モデルを発表した。8月8日から発売し、直販価格は前者が32,500円、後者が48,300円。

24型ワイド「HP Z24i」

23型ワイド「HP Z23i」

24型ワイドの「HP Z24i」は、従来モデルよりも透過率が高いAH-IPS液晶パネルを採用。消費電力が標準時で36W(最大55W)と低く抑えられているほか、10/20/30/40/50%の5段階で調整できる省電力モードを搭載する。

主な仕様は、解像度が1,920×1,200ドット(WUXGA)、輝度が最大300cd/平方メートル(最小50cd/平方メートル)、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックコントラスト比5,000,000:1)。スタンドはスイーベルとチルト、約12cmの高さ調節も可能。映像入力インタフェースは、DVI-D×1、DisplayPort×1、D-sub×1の3系統。

23型ワイドの「HP Z23i」は、「HP Z24i」から省電力モードを省略したモデル。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、輝度が最大250cd/平方メートル、消費電力が最大36W(標準28W)。スタンドの高さ調節は15cmまで。そのほかの仕様は「HP Z24i」とほぼ共通。