JR東日本やPASMO協議会などの交通関係10団体はこのほど、交通系電子マネーの利用件数が過去最高を記録したことを発表した。

2013年3月23日から交通系ICカードの全国相互利用サービスがスタートしたが、同サービスの対象カードを用いた7月の電子マネー利用件数は1億435万件で、前年同期より1500万件以上増加した。このほど発表されたグラフをみると、電子マネーの利用件数は2010年6月から順調に増加していることがわかる。

交通系電子マネーの利用件数の推移(発表資料より)

全国相互利用サービスの対象となる交通系ICカードは、Kitaca / PASMO / Suica / manaca / TOICA / ICOCA / はやかけん / nimoca / SUGOCA / PiTaPaの10種類。今回発表された数値は、これらから電子マネー相互利用の対象外となるPiTaPaを除いた9種の合計値となっている。

全国相互利用(電子マネー)サービス対象の交通系ICカード

交通系ICカード全国相互利用のシンボルマーク

交通関係10団体は全国相互利用サービスについて、利用可能な場所をさらに広げるなど、今後も利便性の向上につとめるとしている。