NTTコミュニケーションズは7月26日、同社の提供する、メールアドレスを利用して各種WebサービスにログインできるOCN IDサーバーにおいて、7月26日2時36分頃に新たに外部からの不正アクセスを確認したと発表した。
同社のOCN IDサーバーへの不正アクセスは、7月24日にすでに発表されており約400万件のメールアドレスと暗号化されたパスワードが流出したとされる。今回、これとは別に、新たに外部からの不正アクセスが発生。情報流出などの被害は現在調査中だという。
同社では不正アクセスが続いたことから、被害の拡大を防ぐためとして、該当サーバーをネットワークから遮断。これによって、OCNメール以外の以下のサービスがOCN IDによるログインができない状況となっている。
- OCNブログ人(個別IDによる利用は可能)
- マイポケット(個別IDによる利用は可能)
- OCNマイページ
- OCNペイオン
- OCNドットフォン オフィス(個別IDによる利用は可能)(電話の発着信通常通り)
- マイアドレスプラス
- OCNフォトフレンド
- OCN家計簿
- クリエーコ(個別IDによる利用は可能)
- マイソーシャルトーク
- NTTIDログインサービス
- オペレーションサポートウェブ(旧OCN TECHWEB)
OCN IDは、メールアドレスを利用して、OCNメールやOCN家計簿、OCNフォトフレンドといったサービスにログインできる機能で、OCNのインターネット接続時に必要なOCN認証ID・パスワードとは異なる。