レノボ・ジャパンは17日、ThinkPadの軽量モバイルシリーズ、ThinkPad Xシリーズの新世代製品として、12.5型の「ThinkPad X240s」を発表した。プラットフォームをHaswell世代へ刷新。薄さ17.7mm、重量1,29kgと薄型軽量モデルに仕上げた。法人向けには本日より、コンシューマ向けは順次発売を予定する。Web直販サイトでのダイレクト価格で152,250円前後から。

ThinkPad X240s

CPUに最新の第4世代Intel Coreプロセッサを搭載。内蔵の6セルバッテリにより最大約11.8時間の長時間駆動を可能とする。また、ACアダプタを従来の65Wアダプタから45Wアダプタに変更することで、ACアダプタ自体の軽量化も行っている。OSにWindows 8 Proを搭載し、ThinkPad Helixと同様に面積の広い5ボタンクリックパッドを採用する。

デザイン面では、ThinkPad X1 Carbonで採用したドロップヒンジを備える。ディスプレイ部分が180度まで開くことで、タブレットのように複数人でのぞき込むような場合の使い勝手にもこだわった。

複数のモデルをラインナップするが、直販モデルの基本モデルとなる「20AJ0023JP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4010U(1.70GHz)、チップセットがMobile Intel QM87 Express、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大4GB)、ストレージが320GB HDD、ディスプレイが12.5型HD(1,366×768ドット)IPS液晶、OSがWindows 8 Pro 64bit。

インタフェースはIEEE802.11b/g/n/、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0、Powerd USB 3.0×1、USB 3.0×1、Mini Displayport×1、D-Sub×1、マルチカードリーダ、ステレオミニジャック、HD(720p) Webカメラなど。本体サイズ/重量はW305.5×D208.5×H17.7mm/約1.29kg。バッテリ駆動時間は最大約11.8時間。

上位モデルでは、CPUにCore i5-4200UやCore i7-4500Uの搭載に加えて、今後ディスプレイにフルHD(1,920×1,080ドット)のIPS液晶搭載モデルや、10点マルチタッチ対応モデルなどのラインナップを用意するという。