KDDIは30日14時現在の情報として、LTE通信サービス「au 4G LTE」対応機種で発生している通信障害の第2報を発表した。第2報では、確認中だった影響数を最大約64万件とし、3Gのデータ通信についても利用が集中し、つながりにくい場合があると明らかにした。

今回の通信障害は、4G LTE対応端末において、LTEでのデータ通信サービスが利用できない、もしくは利用しづらい状態になっているというもの。影響範囲は「東京都、神奈川県、山梨県」の一部で、本日30日の13時4分に発生し、現在も継続中としている。

同社では29日にも同一エリアにおける同様の障害を起こしており、障害の関連性についてKDDI広報部では「同一のLTE基地局制御背措置の故障となるが、関連性は調査中」と回答。また、29日に発生した通信障害の影響数が56万件から64万に増大したことについて「LTE基地局制御装置が故障する直前にセッションを持っていたユーザーが最大64万人で、ユーザー数は日時とタイミングによって異なるために数値が増えた」と回答している。